上品な光沢とやわらかさが魅力のカシミヤのストール&マフラー
m・m blog
素材やデザイン・巻き方など、一年を通して
ストールを愉しむ情報を公開していきます。
2022.05.01
カシミヤ
【カシミヤ】カシミヤ(ストール・マフラー)は上品な光沢とやわらかさ
こんにちわ
みなさん、
ゴールデンウィークの予定はいかがでしょう?
お出かけの時は
・紫外線対策
・冷房対策
・ワンポイントアクセサリー
としてストールが大活躍です
今日も前回に引き続き、
そんなスカーフやストールの素材に使われている「カシミヤ」についてのお話です
「カシミヤ」と聞くと冬のマフラーを思い浮かべる人も多いのでは?
実は、カシミヤを使った製品は冬はもちろん!夏でも大活躍なんです
意外と知っているようで知らなかった「カシミヤ」についてお話ししていきます
もくじ
カシミヤはほかの動物繊維と比べてやわらかい?
前回、「カシミヤヤギの産毛」だからあたたかくてやわらかいというお話をしました
手触りがなんともいえないフワフワでやわらかいのがクセになりますよね
いままで、ウールやポリエステルなどが使われたストールを巻いていたという方も、
一度カシミヤのストールやマフラーをすると、もう手放せなくなってしまうといいます
ここまで、愛用者が多く、
使っている私たちを虜にしてしまうカシミヤ製品
どうして、やわらかいのか、何か理由がありそうです
動物繊維って?
人気のカシミヤストール・マフラーに使われているカシミヤは、
もちろん動物繊維です
それ以外に動物繊維ってどんなものがあるのでしょう?
2.ウール(羊)
3.アンゴラモヘヤ(アンゴラヤギ)
4.アンゴラウサギ
5.カシミヤ(カシミヤヤギ)
6.アルパカ
7.キャメル
いくつご存じでしたか?
ストールやマフラーだけでなく、
毛布やセーター、ニットなど、幅広く使われていますね
カシミヤストールやマフラーだけでなく、どの動物繊維も、暖かいので、
冬のシーズンには大活躍の繊維・素材になります
ウール(羊)には種類がある
カシミヤはカシミヤヤギの毛を製品にしたものです
では一般的にウールと呼ばれている羊の毛には、
どんな羊の種類が使われているのでしょう?
1)メリノ種
細く白い繊維で極上品とされています
スペインメリノ、アメリカメリノなど世界各地のバリエーションがあります
2)中毛種
繊維の長さが短く、ニットや毛糸の原料になる羊です
3)長毛種
繊維が長く、そのため光沢が美しいのが特徴です
4)雑種
有名なものはメリノ種と長毛種を交配した「コリデール」です
日本で飼育されている羊の半分はこの「コリデール」と呼ばれています
世界で飼育されている羊も、その半分は雑種にあたります
すごい!カシミヤのやわらかさのワケ
「カシミヤ」の繊維がやわらかいと感じるにはワケがあります
大きく分けると、その理由は二つです
非常に細い繊度
繊維の太さを繊度といいます
繊度が細ければ、体感としてやわらかく感じます
身近なもので例えると、歯ブラシやヘアブラシなどがあげられます
「カシミヤ」がどのくらい細いかというと・・・
カシミヤ:約14~16㎛
羊:約20㎛
モヘヤ:約30~50㎛
これだけ見ても、
「カシミヤ」に関しては圧倒的に細いですよね
ちなみに、ウール(羊)の極上品と言われているメリノウールでも15~18㎛です
カシミヤの繊度を見れば、
「あのやわらかさのワケは繊維の細さなんだ」
と気づかされることでしょう
1頭から100グラム程度しか取れないといわれている
カシミヤヤギの産毛です
想像しただけでフワフワでやわらかいイメージができますが、
きちんと数字にも表れているのです
やわらかいだけじゃない!カシミヤの特徴
上品な光沢となめらかさ
カシミヤストールが光に当たると、なんとも艶やかな光沢がありますよね
その光沢が持っていることへの満足へもつながっていくことでしょう
また、寒い冬の季節、太陽光も夏よりも弱い季節ですが、
カシミヤの持つ独特の光沢が心を晴れやかにしてくれます
実はカシミヤの繊維の表面はなめらかなんです
表面がなめらかであるほど、光が屈折しないので美しい光沢感が得られます
また、肌に触れた時のなんともいえないなめらかさややわらかさは
「チクチク」しない心地よい肌触りとなります
他の動物のほとんどは、キューティクルと呼ばれる毛の表面が凸凹しています
顕微鏡で見ると、まるで「ササクレ」のようにツンツンしています
人間の髪の毛も同じですよね?
ところが、カシミヤの繊維の表面は、
鱗のようなキューティクルでおおわれています
とがった部分が少なく滑らかなキューティクルのおかげで、
「チクチクしない」「上品な光沢」となっているのです
知れば知るほど、カシミヤヤギってすごいですね!
自分の持っているカシミヤストールが愛おしくなってきました
優れた保温性と保湿性
「カシミヤ」ストールやマフラーに使われている「カシミヤ」繊維の特徴は、
「やわらかい」「チクチクしない」「上品な光沢」以外にも
「保温性」「保湿性」という、
冬の防寒アイテムとしての必要な機能もしっかり備わっています
繊維自体の熱伝導率で見てみましょう
熱が伝わる=寒さも伝わることになります
数字が小さい方が、暖かく感じます
カシミヤ:0.9
シルク(絹):1.2
綿:1.5
ナイロン:6
(※JIS調べ)
やはり、体感だけではなく、
「カシミヤ」の熱伝導率の低さはすごいですね
また、保湿に関してもデータがあります
公定水分率(※JISより)
カシミヤ:15%
シルク(絹):12%
綿:8.5%
ナイロン:4.5%
これをみても、カシミヤ繊維が水分を多く含むことがわかります
カシミヤストールやマフラーの
「保温性」「保湿性」は数字でもしっかりわかりますね
貴重なカシミヤの温もりを感じながら、愛用のストールやマフラーを使いたいですね
エム・エムコレクションのカシミヤについて
ふんわりあたたかい高品質なカシミヤストールやマフラーは、
貴重なカシミヤ山羊の毛を使われて作られているからです
エム・エムコレクションのカシミヤ製品は、この貴重なカシミヤ山羊のなかで、
品質が高いと言われている中国内モンゴル自治区のカシミヤの毛を主に使用しています
この毛を使って作られたカシミヤ製品は「保温効果」「保湿効果」にすぐれ、非常に上品な「光沢」をもたらしてくれます
カシミヤの原毛をふんだんに使って、糸〜生地に形を変え、
エム・エムコレクションのふんわりあたたかな高品質カシミヤ製品が作られています
【おすすめ】エム・エムコレクションのカシミヤ商品はコレ
エム・エムコレクションがおすすめする、
今すぐ使えるカシミヤストールやマフラーをご紹介します
いかがでしたでしょうか?
エム・エムコレクションのストールやマフラーは、
それぞれの季節やシーンに合わせて、「素材」「カラー」「デザイン」を楽しんでいただけます
いつもの装いにステキなお気に入りの1枚をプラスして
コーディネイトをお楽しみください
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